暫定の世界文化遺産について

暫定の世界文化遺産とは、暫定リストなどと呼ばれている日本政府からの推薦待ちとなっているものの事を指しています。2015年現在、文化遺産登録に関しては9件、自然遺産については0件、拡張登録については1件となっています。
文化遺産の暫定リストは、北海道や青森県、岩手県、秋田県にある縄文遺跡群をはじめとして、新潟県の金を中心とする佐渡鉱山の遺跡群、東京都の国立西洋美術館本館、神奈川県の古都である鎌倉、滋賀県の彦根城、大阪府の百舌鳥・古市古墳群、奈良県の飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群、福岡県の宗像・沖ノ島と関連遺産群、長崎県の教会群とキリスト教関連遺産となっています。
拡張登録については、2011年6月に登録された仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群についてであり、2011年の登録時に除外されてしまった柳之御所遺跡をはじめとして、達谷窟、白鳥舘遺跡、長者ヶ原廃寺跡、骨寺村荘園遺跡と農村景観となっています。

日本の文化遺産の数は

2015年現在日本世界文化遺産の登録数はいくつになっているのかということについては興味があることになるでしょう。世界に認められる我が国の遺産ですから、国民がしっかり把握してそれを守っていく土壌を作っていくことが求められています。
日本の世界遺産の登録数は2015年現在、19件となっておりその内文化遺産が15件になっています。岩手県の平泉、栃木県の日光の社寺、静岡県と山梨県にまたがっている富士山、群馬県の富岡製糸場と絹産業遺産群、富山県の白川郷・五箇山の合掌造り集落、京都府の古都京都、奈良県の古都奈良と法隆寺、また和歌山県と奈良県と三重県にまたがっている熊野古道、兵庫県の姫路城、島根県の石見銀山遺跡、広島県の原爆ドームと厳島神社、長崎県の軍艦島を筆頭とした明治日本の産業革命遺産、沖縄県の琉球王国のグスクなどの遺産など、これらが文化遺産となっています。長崎県の軍艦島を筆頭とした明治日本の産業革命遺産については、山口県の萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄遺跡など、鹿児島県の旧集成館・寺山炭窯跡など、静岡県の韮山反射炉、岩手県の橋野鉄鉱山・高炉跡、佐賀県の三重津海軍所跡、長崎県の小菅修船場跡・三菱長崎造船所など、福岡県と熊本県の三池炭鉱・三池港、福岡県の官営八幡製鐵所、遠賀川水源地ポンプ室からなるいくつかの遺産を同じ文化や歴史でまとめて登録するといったシリアルノミネーションとなっています。